ノッテの抽斗

なんという犬ですか

　涼しくなったので、家の外回りをいろいろやってもらうことになりました。

　朝の散歩からあわてて帰ってくると、ちょうど職人さんたちが仕事の朝の準備を始める時間。誰にでもなんにでも挨拶しないと気のすまないノッテは、職人さんたちにかまってもらおうと、ぴょんぴょん跳ね回ります。

　職人さんには犬好きが多いのか、はねる犬を見てしょうがないなぁと思うのか、たいていちょっとの間かまってくれます。で、おきまりの質問。

　「なんという犬？あまりみかけないよね。」

　「スキッパーキっていう犬です。ベルギーの犬なんですよ。」

　「豆柴とはちょっとちがう感じがしたんだよね。そうか、ベルギーの柴犬みたいな感じなのかねー。」

　確かに。見た目や性質など、犬全体からみたら似ているし、わかりやすいかも。

　こんどから、「なんという犬ですか」と聞かれたら、「スキッパーキっていう、ベルギーの柴犬みたいな犬ですよ」と答えてみようかな。



　金木犀が咲き始めた公園で、ベルギーの柴犬なノッテ。

　でも、どうしていつも耳が後ろに向いた写真ばかり撮れるんでしょうね。視線はこちらだけど、心はこちらにあらず、ってとこですな（トホホ）。





　　
　

ライナスの毛布

　　ノッテが子犬だったころ、冬用に買ってあげたクレート用の敷物。ぬいぐるみ用（？）の毛足の長いふわふわの布（でした）。今はこんな具合です。



　最初はクレートの中で包まって寝ていましたが、すぐに引っ張り出し、ぶんぶん振り回し、噛んでは穴を開けるようになってしまいました。

　　実はノッテはぬいぐるが大好き。でも少し振りまわした後、一点集中に噛んで、あっという間に穴をあけ、中のパンヤ綿を食べてしまいます。そこで今は中に綿の入ったおもちゃ、特にぬいぐるみは買ってもらえません。

　たぶん、その代わりにこの布を、ぶんぶん、ひっぱりっこ、かみかみ。

　しかし、もうボロボロだよ . . . 。



　「そろそろ、交代の時期かと思うのですがー」

　「いやーっ。これでいいのー。」（うっとり～、うるる～、がじがじ）